「のぼうの城」
秋が一歩一歩深まりつつあり読書が進んでいます。
和田 竜著「のぼうの城」です。あまりにも面白いので三日間で読んでしまいました。
豊臣秀吉がを天下統一の最後の事業、1589年小田原城主・北条氏を攻めていた時の事実の話です。
秀吉も三成も唯一攻略できなかった城があったのです。それは武蔵野国(埼玉県・行田市)の忍城でした。石田三成、大谷吉継、長束正家が率いる二万の大軍にも屈せず、たった五百の兵で抗戦。誰の目から見ても勝ち目のないその戦をいかにして戦ったのか?
忍城の城代、成田長親は領民から"でくのぼう〟を略して"のぼう様〟と呼び親しまれていた人物であった。
忍城に篭城した者は士分も民・百性、すべて領民が一つになっていたのです。
長親の持つ愚者としての一面が、強がりの家臣どもと、利かん気の強い領民どもの好みに見事に合致していることだった。 あとは読んでください。
この物語は只今、クランク・イン中で来年の封切と聞いています。
主演は野村万斎で、佐藤浩一、榮倉奈々などが出演しています。
封切が楽しみですね!
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
宮沢賢治の雨にも負けず風にも負けず・・・・
人からでくのぼうと言われても
私はそんな人になりたい
私もそんな人が大好きです。
投稿: おかつ | 2010年10月 2日 (土) 00時58分