« 春の天気は気まぐれ | トップページ | 文殊山 散策 »

剱岳に三角点を !

 花粉症に悩まされ外出ままならず、「読書週間」の一週間です。
久し振りで山に関した本を読みました。国土地理院を退職された山田明著 「剱岳に三角点を!」 です。Img_2072
岩の殿堂 「剱岳」 は山登りを目指す者には、憧れの山の一つでしょう。
小生も平成6年8月7日に山頂を極めました。その時は三角点の標石は存在していなかったのことです。
1907年陸地測量部の 柴崎芳太郎 が登頂してから2007年で百年。
これを記念して彼が果たせなかった三角点の設置を、国土地理院北陸測量部が主となって設置した記録です。剱岳の三角点は 「三等三角点」 です。三角点には、一等、二等・三等、四等、と一等・二等多角点の4種が有り。それぞれに柱石のサイズが違うそうです。花崗岩で重さは60kgs以上で文字面は南向きに決められている。090316_c 090316_b 090316_a
「百年の時を経て剱岳山頂に三角点を建つ、明治の測量官の想いを埋めて」
富山西校の生徒など60名のボランティアが室堂から雷鳥坂キャンプ場まで背負子で担いでリレーしたそうです。
60kgsの重量は相当肩に食い込んだと思います。三角点設置後、GPSなどで再度測量したが残念ながら3000mに1m足らなかったそうです。
 柴崎芳太郎の名は、新田次郎著 「剱岳・点の記」 で小生も知りました。
前人未踏の剱岳と思われていましたが、彼が登頂した山頂には、錆びた剣と錫丈がすでに有ったと。「大字瀬ケ口ヨリ山路十五丁余ヲ登リ頂ヨリ左ニ峯ヲ進ムコト五丁ニシテ本点ニ達ス困難ナリ」俗称  劔ケ岳  Dsc002422a Photo彼の記録の一部です。
剱岳・点の記は映画化され、現在撮影中とのこと6月には封切予定と聞いております。
楽しみが又ひとつ増えました。
写真は柴崎測量官と長次郎です。地下足袋が靴、蓑が雨具の時代。我々は今、登山靴とゴアテックスの雨具で快適な登山できる幸せですね。

|

« 春の天気は気まぐれ | トップページ | 文殊山 散策 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

初めまして。
最近ブログを立ち上げましたKOZOUともうします。
剣岳の記事に惹かれておじゃましました。
最近はあまり登っていないのですが、剣岳は登ったことがあり岩と雪のすばらしい山ですね。
山小屋の管理人もされていたのですね。
本格的ですね。

時々おじゃまさせていただきたいと存じます。
もし時間のあります時にわたしのサイトものぞいていただいたら幸いです。

投稿: KOZOU | 2009年3月25日 (水) 17時33分

メール大変ありがとうございました。m(__)m
読んでいただき感謝いたします。

これからもどうかよろしくお願いいたします。

投稿: KOZOU | 2009年3月26日 (木) 11時03分

こんにちわ。
こちらも朝晩まだ寒いです。
咲き誇っていた桜も寒そうです。

前人未踏と思われていた剣岳頂上で剣や錫杖を発見したときは驚愕したでしょうね。
柴崎さんたちの装備も今から見れば驚きですが、それより貧しい装備とそれこそ地図一つなく、先人の根性には頭が下がります。

投稿: KOZOU | 2009年3月28日 (土) 16時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/204710/28657036

この記事へのトラックバック一覧です: 剱岳に三角点を !:

« 春の天気は気まぐれ | トップページ | 文殊山 散策 »