読み終えた二冊
先日より読み始めていた844頁の書物は、中野實信著の 「小堀遠州」 という小説です。(小生は歴史書に思われる)。844頁といえば本の厚さは5cmにもなる。しかも一頁 2段で大変読み応えがあり時間が掛かりました。
小堀遠州といえば、御存じ茶道 「遠州流」 の祖であります。彼は16~17世紀の戦国、乱世。信長、秀吉、家康へと天下統一期、疾風怒涛の時代に活躍した文化人(数奇者)です。
千利休は秀吉に、古田織部は家康に抹殺されましたが、小堀遠州は生き延びて、 「茶の湯」 は勿論 「庭園」「建築」 と文化遺産を今日まで伝えてくれています。
「百芸をこなすより 一芸に秀でよ」
著者、中野氏は作家では有りません。本業はお医者様です。現在は近江温泉病院副院長をされています。忙しい医師の仕事のなか5年以上かけて、今年3月に出版された本です。一気に読んでしまった小生は「愚か者」と中野先生に怒られそうです。
もう一冊は、笠島忠幸著 『鉄斎「富士山図」の謎』 という書物です。
図書館で富士山の名で手にしました。幕末から明治に活躍した画家、「富岡鉄斎」 を研究した学術書です。
著者の名前をみて驚きました。なぜならば彼の父、祖母(二人とも故人)と仕事の上で付き合いが会った故、彼を小学生の頃から知っているからです。
頭の良い、礼儀正しい、賢い子供でした。東京学芸大学卒業され現在は出光美術館学芸員で、大学の講師をされ日本美術史(絵画史、書道史)の研究をされています。
郷土から輩出した、笠島君の今後の活躍を見守りたいと思っています。
日野山情報。22日(土)山頂積雪は約50cmでしたが、昨日は10cm程でした。泥濘なので登山靴より長靴がベーターです。しかし足先が冷たくなりますので御用心!
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